・篠原一生      4790票 当選

・出口威智郎   3716票

・森俊介   3114票

・坂本和久      2817票

 

 

先の壱岐市長選、明らかになった市民の民度の低下。
自民党裏金問題で議員辞職した谷川弥一氏、元国会議員・金子原二郎氏の流れを汲む篠原一生氏が当選したのが顕著。

あれだけの問題を起こしながら、「悪事」と知りながら当選させた市民の責任は重い。

甘い蜜が人間の倫理観を上回っている証。
これで衰退の速度を速めただけだ。

 

公約

・篠原一生
方法論がない。

政策の羅列。

郷ノ浦街部の再開発なんてするわけがない。プランなし。
「壱岐の元気を取り戻し、日本一の島に」と掲げていたがそもそも日本一の島とは?

一番呆れたのは「大学」。どこから誰が来るのか。
また、民間企業に出向=民間企業社員は成り立たない。経験値にもならない。
民間企業にとっては「お客様」。またパイプを持っているような発言が現わしている。
パイプを持っているとはハゲタカが補助金目当てに舞い降りる可能性が高いとも言える。

実際、国境離島補助金1,200万円を狙っている僕らの中にも仲間がいる。
一応、「立石さん、いい?」と聞きに来るが、答える術はない。
政策において良策を見つけることが難しい。


・出口威智郎

方法論がないのは篠原氏同様だが、彼は能力値に疑問。会社員時代に名刺交換した記憶があるが。
人当たりはよく、皆に悪いイメージは抱かないと考えられる。
また根っこはいい方なんだと思う。

ただ、倫理観に疑問を抱く。

彼が福岡事務所時代に行ったことは事実だと思っているが、エビデンスがないので書かない。
抽象的に言えば余計な人脈を作ったと記しておく。

卒業大学にしても行って就活にプラスに働く大学ではないし、ほぼFラン。こういった大学は不要。何のための県立わからない。
長崎県に公の大学は人口規模にしても国立長崎大学だけでいい。
10の公約を掲げているのはわかりやすいので素晴らしい。

少子支援事業は素晴らしく当然の策だが、日本国中、先進国も少子化傾向にあるとを知っているのかは疑問。

高齢者への高待遇と少子支援事業と両立できるかは未知数。

漁業振興は渡良利権?補助金は人を働かなくする。その前に「養殖」の確立を。
壱岐牛や壱岐焼酎をトップセールスという下りは、足下を見てなぜ「麦焼酎発祥の地」でありながら大分麦焼酎「いいちこ」、「二階堂」に圧倒的な後塵を拝しているのか。を分析すべし。

市役所窓口45分延長は大賛成。とともにコンビニの証明書発行登録をした方がいい(既に登録済みかは未確認)。
 

上記、両氏に関して大学卒業後、当時の町役場に入庁している。

なぜ、帰って来たのか?

わざわざ不便な離島に。

僕には考えられない。

離島じゃないならまだしも。

この島は公務員が好きなのは解っている。

福岡県のある町役場を訪問した時、友人の弟がいた。

驚いたとともに「そこまでして公務員になりたいのか」と理解ができない。

谷川弥一元国会議員の威を借る白川市長の威を借る篠原一生氏 vs 特定の市議会議員等に操りやすいと組され神輿に担がれた出口威智郎氏という構図が透けて見える。

 

・森俊介

壱岐っこ留学
イルカパーク

これには大賛成という言葉しかみつからない。そもそも里親なんて100%ボランティア精神のある方じゃないと無理。
お金をもらってビジネス化するべきではない。

意見を聞かれれば

・お寺

・寮

などで組織で管理すべき。

親子移住が安全で経済の面でもお金を落とすからBest!

危険性は排除すべきである。

彼は政策どうこうの前に俯瞰して壱岐を見れ経営ができると思っている。

一企業の経営者のみならず、リクルート出身。リクルートという企業がどういう体質の会社か知られてない。ある程度の年齢になると辞職を勧める。

辞めた社員はほぼ転職じゃなく自分で会社を起こす。
今のスタートアップなど比較にならないほどの逞しさを持っている。
逆から言えばそれくらいの能力、逞しさがないと入社できないとも言えよう。
僕自身リクルート出身者の社長をよく見かけるが、逞しい。

この経営者視点で見れるのは森氏のみだと思っている。

枝葉末節を気にせず幹がなにか理解している。

要らないものは要らない。要るものは要る。

単純だ。

 

・坂本和久

ゾルガムは可能性があり、魅力的。
しかし、6次産業化でことごとく失敗している果たして壱岐で?
エネルギー産業は必ず、100%と言っていいほど利権が絡む。
そもそも官民事業にするのではなく完全な民業にすべき。三セクや産官学連携で成功事例を見たことがない。「成功」と発表をするが。
三セクの身近な失敗事例は「ベイサイドプレイス博多」を見れば一目瞭然。

観光にオルレを導入と言ってらっしゃったようだが、一周遅れで、もう一周回ってブーム的なものが来ているのか?否だと思う。
そして、最重要課題は坂本氏の年齢は今年60歳。2期務めて68歳。

世代交代にならない。

自ずと50を越えれば40代の頭の柔らかさにはついて行けない。

市議会議員も最低65で引退。60歳がBestだとは思うが。

逆に出馬するなら55歳までと条例で縛れるかわからないが縛った方がいい。

 

【総括】

篠原一生市長誕生について

壱岐の滅亡の速度が速まるというだけ。

30年後に日本に名前は残ってるが自治体として確実に存続してるのは佐渡ヶ島、淡路島、五島、奄美大島くらいじゃないかと思ってる。
壱岐は恐らく壱岐対馬市となり市役所は対馬、壱岐庁舎となるのが妥当。

少子高齢化は壱岐だけで起こってるわけじゃなく1700余りの自治体で人口減少している。

地方創生といいながら創生しないのは東京の存在。

ならば「東京解体」が近道だがこれは国がしない。いったいいつまで地方交付税交付金をもらうのか?

壱岐が潤い、富裕になるならば。

・核廃棄物の受け入れ

・米軍基地誘致

の受け入れ金として一人当たり1億円。5人家族だと5億円。

反対運動が起こるだろう。

しかし、住民投票をすれば賛成が圧倒的だと思う。

人口も形だけ増加する。

移住者が壱岐に籍を置き他自治体で生活。

逆もしかりで壱岐の人が壱岐籍で他自治体で生活。

これだと全て叶う。

本意ではないが。

それが今の壱岐の民度、引いては日本人の民度。
東日本大震災後の「絆」という言葉はどこへ行ったのか?核廃棄物を全国で受け入れたりはしないのか?
チェリノブイリは今、戦っているウクライナ。そこをメディアはほぼ触れない。旧ソ連の大半の核兵器はウクライナにある。

 

観光業において、意外と知られていないがほぼ80%が首都圏、関東だということ。
非日常を求めてやってくるのが旅行者。

壱岐で日常を感じている人は日常の場所には行かないと思う。だから福岡市に行くのを「旅行」と言ったりする。

IR不承認は正直ショックだった。一応の絵は描いていただけに。

離島をこじつけると九州も離島であり、日本国も離島。我が国が生き残れているのも離島だったから。特に優れた民族ではない。

またSDGs、脱炭素などと騒いでいるが、騒いで高らかにバッジをつけているのは日本くらい。
脱酸素を掲げるのも日本車・トヨタを潰す戦略。

脱炭素というならば、インドと中国に一日10分からでいいから呼吸をしないでくださいというのが先。

EV車にシフトしたが、メルセデスもEV車開発から撤退。アメリカもガソリン車が戻っている。

結構、知られてないがこれは人種差別に依るところが多い。
 

1位・白人

2位・ヒスパニック

3位・黒人

4位・黄色人種

 

今回の選挙結果をうけて人口減少はますます進むだろう。
人口比率が多い団塊世代が一気にお亡くなりになる可能性は高い。

篠原氏を市長として選んだのは有権者全員だ。

この国が形だけでも議会制民主主義なのだから。

篠原氏に投票していないは通用しない。

 

壱岐市長に聞きたい。
「どうやって衰退を防ぐのか?」
また、白川市長、市議会議員に聞きたい。
「なぜ、自分の子どもはUターンさせないのか?」
それだけだ。